栃尾油揚げの『穴』は美味しさの証

2011/07/21



【栃尾油揚げの穴は美味しさの証】


もう20年以上前になりますが、新潟のスーパーマーケットのT社長が、
栃尾市の名産品栃尾の油揚げの工場に案内して下さいました。

その時に初めて栃尾揚げを食べたのですが、その美味しさに感激して
いちやまマートでも販売するようになりました。

その数年後、T社長は癌で亡くなりました。優しく面倒見の良い社長には
いろいろとお世話になりました。
そんなわけで、栃尾揚げを食べる時はいつもT社長のことを思い出します。


江戸時代初期から昭和初期まで、栃尾では馬市が行われていました。
馬主や馬喰たちの売買交渉を酌み交わす際の酒の肴として、
手づかみで豪快に食べられるようにと、わらじ程の大きな油揚げになったと言われています。

小林総本舗では今でも一枚づつ手揚げしています。
油をきる工程では、一枚一枚串刺しにして吊り下げ、油をしっかりときるために「穴」が出来ます。
余分な油をキチンと取り去ることで、美味しい油揚げに仕上がるのです。
この『穴』こそ美味しさの証。

ふっくら柔らかな口当たりは、焼いて刻みネギや大根おろしと一緒に食べると美味しいです。
昔ながらの味にこだわった栃尾油揚げを、どうぞお楽しみください。
 

▲ トップへ戻る