[健康長寿コラム第20回]: 抗炎症作用のある食品はフレイル予防に効果がある?
健康長寿の社会づくりを目指して、「いちやま健幸プロジェクト」を実施中です!この連載コラムでは、皆さまの食生活等に活かせる情報を発信していきます。
フレイルの原因のひとつに、加齢に伴う筋力低下があります。さらに、筋力低下の原因のひとつには、慢性炎症が挙げられます(1)。
“炎症”は体内に入ってくる異物を排除するために、免疫機能がはたらくことで起こる防御反応のことですが、慢性炎症はその炎症が比較的緩やかに長期間続く状態を言います。
最近ではその慢性炎症が、フレイルとも関連すると考えられています(2)。慢性炎症は喫煙などの生活習慣や、食事の影響で引き起こされるといわれています。
また、普段食べるものの中には「炎症を起こしやすいもの」「炎症を抑制しやすいもの」があることが分かっています(3)。
では、炎症を抑制しやすい“抗炎症作用のある栄養素・食品”はどんなものがあるのでしょうか。
β‐カロテンなどビタミン類が豊富なブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜
ビタミンCが豊富なオレンジやキウイなどの果物
ビタミンEや食物繊維が豊富なアーモンドやくるみなどのナッツ類
n-3系脂肪酸(不飽和脂肪酸)が豊富なサバ・サンマ・イワシなどの魚類
などが挙げられます。
日常の食事に抗炎症作用のある食品も取り入れ、慢性炎症を抑制し、フレイル予防につなげましょう!
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引用文献
1.国立研究開発法人国立長寿医療研究センターホームページ,食習慣と筋力低下~食事と慢性炎症の観点から~ 【フレイル予防】, https://www.ncgg.go.jp/ri/advice/41.html
2. Shivappa N, Stubbs B, Hebert JR, et al: The relationship between the dietary inflammatory index and incident frailty: a longitudinal cohort study. J Am Med Dir Assoc 2018; 19: 77-82.
3. Shivappa N, Steck SE, Hurley TG, Hussey JR, Hébert JR. Designing and developing a literature-derived, population-based dietary inflammatory index. Public Health Nutr. 2014 Aug;17(8):1689-96. doi: 10.1017/S1368980013002115.
●この記事の執筆者
山田里穂(やまだりお)
管理栄養士/調理師
保育園給食栄養士、管理栄養士養成大学の助手を経験。現在は、栄養士・管理栄養士向けの専門書・実務書などを扱う出版会社で編集を担当。
●この記事の監修者
五味達之祐(ごみたつのすけ)
研究員/管理栄養士
東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム
地域での公衆栄養活動・研究の経験を通して、高齢期の方の誰もが健康になれる食環境づくりのための研究を実施している。(研究者情報:https://researchmap.jp/t-gomi)