粘り気があってもちもち!まるでもち米のような、冷めても美味しいお米 #佐 久平産ミルキークイーン

決めては綺麗な水に寒暖差。

こんにちは、いちやま四姉妹のやまめです。10月に入って夏のような暑さも過ぎ、いよいよ秋の到来を感じ ますね!

秋といえば「新米」の季節!

ということで今回は、お米の産地として有名な長野県佐久市取出町に やって来ました。お伺いしたのは長野でお米作りを営む「佐久平興農」様。いちやまマートで人気のお米、佐 久平ミルキークイーンを栽培しています。

この佐久平ミルキークイーンは根強いファンが多く、粘り気が強くもちもちした食感で、冷めても美味しさが 長続きするのが特徴です。

佐久平興農の有坂さんに、ミルキークイーンのおいしさのワケを取材しました!

朝と夜の気温差は 15℃!?お米が甘く美味しく育つ理由

さっそく新米の収穫を控えた田んぼにお伺いしました。周りは見渡す限り一面の田んぼで、圧巻の光景です。

収穫を待ったお米が黄金色でとても美しいです…!

有坂さん「ここ佐久平の大きな特徴として、寒暖の差が激しいという所があります。

今年の夏も、日中は 35℃を超え、夜には 20℃を切ることもありました。この寒暖差のお陰で、お米はより 甘く美味しく育ちます。」

―今まで果物農家さんや野菜農家さんに訪問した際、同じように「寒暖差が大事」と仰っていました。

お米も 同じで、作物を育てる上で昼夜の寒暖差はとても大切なのですね。

有坂さん「冬に気温がマイナス 10℃を切るほど厳しい寒さもこの土地の特徴です。

そのため、稲に悪さを する虫が越冬できず、病害虫が発生しにくくなり、殺虫剤も極力使わずに済むのですよ。」

―長野県は冬の寒さが厳しいイメージがありましたが、その寒さのお陰で虫が発生しにくくなっているので すね!

以前は田んぼでフナを飼育していたほど、きれいな水質

―佐久平のお米のパッケージで、「鯉・ふなの生き証人とともに育つ」との表示があります。この地域では田んぼでふなを飼っているということをお聞きしたことがあるのですが…

有坂さん「そうなんです。このあたりの地域では、千曲川の清流を利用して、昔から田植え後に田んぼにフナの稚魚を放流する『稲田養魚』が盛んでした。

今ではそういった農家も減ってしまいましたが、放したフナ を9月に引き上げ、そのフナがスーパーなど店頭に並ぶ、というのが佐久の昔からの光景だったのですよ。」

―田んぼで淡水魚が飼える、というのはすごいですね!それだけ、綺麗な水を利用してお米が作られている ということなのですね。

お米作りで苦労すること

―今は収穫真っ最中ですが、お米づくりで一番苦労されるのはどんな所でしょうか?


有坂さん「1 年の流れの中で特に苦労するのは、『田んぼの水管理』『*あぜの草刈り』の作業ですね。

*あぜ…田んぼに注いだ水が外にもれないように田んぼのまわりを囲うようにつくった盛り土部分のこと


―具体的には一体どんな作業になるのでしょうか?


有坂さん「水管理は、田植え後 8 月下旬頃まで毎日欠かさず行います。当たり前のことですが、田んぼの水 は手入れをしなければ自然となくなっていきます。

そのため、朝と夕方、1 回 1 時間半ほどかけて、水の深 さが 3~5cmを維持できるように管理を行っています。

また草刈りは、田植えが終わってから 6 月・7 月・8 月とそれぞれ月に1回行います

草刈りを行わないと、本来稲が吸うべきところの水や養分を雑草が吸ってしまい、稲の成長を妨げてしまい ます。他にも、雑草に害虫が寄ってくるなんてことも。

水管理も草刈りも人の手で行う大変な作業ですが、美味しいお米を作るためには欠かせない作業なので す。」


―普段食べているお米も、お米農家さんのこういった苦労があってこそのものなのですね。


おすすめの食べ方は「塩おにぎり」!

―今から新米を楽しめる季節ですが、有坂さん一番オススメの食べ方を教えてください!


有坂さん「おいしさを実感いただくにはそのまま食べていただくのが一番なので、おすすめは『塩おにぎり』 ですね。ミルキークイーン本来の甘さがより際立って、素材の良さを感じていただけると思います。

また、ご飯は炊きたてはみな美味しいですが、冷めると味が落ちてしまうものもあります。ミルキークイー ンは冷めても固くなりにくく、もちもちと美味しいのが特徴です。お弁当やおにぎりにしていただくと、冷 めたときにより一層おいしさを実感してもらえると思いますよ。」


私もよくお弁当におにぎりを入れるのですが、今回お話を伺ってミルキークイーンを味わいたくなりました …。早速ミルキークイーンの新米を使って、おにぎりやお弁当を作ってみたいと思います!

有坂さん、今回は本当にありがとうございました!

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