【健康長寿コラム 第5回】 骨折リスクを減らそう!ビタミンDとカルシウムの役割と上手な摂り方

【いちやま健幸プロジェクトより】 健康長寿の社会づくりを目指して、「いちやま健幸プロジェクト」を実施中です!この連載コラムでは、皆さまの食生活等に活かせる情報を発信していきます。

 

今回は私たちの“健康のベース”になる「骨にまつわる栄養素」のお話になります。

 

骨の形成に特に大きく関わる栄養素はカルシウムとビタミンDです。カルシウムは骨を作る材料で、“鉄筋コンクリートのコンクリート”部分がよくカルシウムとして例えられます。一方、ビタミンDは腸でのカルシウムの吸収を高めてくれます。実はこの2つの栄養素、日本人を対象とした最新の食事調査でも、推奨量よりも不足している方が多いことが明らかになっています(1)。

 

カルシウムの摂取量が不足してしまうと、場合によっては骨折のリスクが2倍にもなるという報告もあります(2)。骨折してしまうと介護が必要になってしまうことが多く、元の生活レベルに戻すのはとても大変です。骨の状態は目には見えないものなので、日頃から“コツコツ”とケアをしていきましょう!

 

It’s me! いちやま
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引用文献

1.   厚生労働省, 令和5年国民健康・栄養調査結果の概要

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/001338334.pdf

2.   Nakamura K, et al. Calcium intake and the 10-year incidence of self-reported vertebral fractures in women and men: the Japan Public Health Centre-based Prospective Study. Br J Nutr. 2009;101:285-94.
https://www.cambridge.org/core/journals/british-journal-of-nutrition/article/calcium-intake-and-the-10year-incidence-of-selfreported-vertebral-fractures-in-women-and-men-the-japan-public-health-centrebased-prospective-study/D27BF7E58F6B0B3977A1EEA214A37458

 

 

●この記事の執筆者

佐原和真(さはらかずま) 
管理栄養士

UNITED STYLE 代表(https://www.unitedstyle-hrl.com/

健康づくり、体力向上を目指す市民ランナー向けに栄養情報発信、サポートなどを行う。自身も2022年にフルマラソン2時間30分を記録。

●この記事の監修者 

五味達之祐(ごみたつのすけ) 
研究員/管理栄養士

東京都健康長寿医療センター研究所自立促進と精神保健研究チーム

地域での公衆栄養活動・研究の経験を通して、高齢期の方の誰もが健康になれる食環境づくりのための研究を実施している。

(研究者情報:https://researchmap.jp/t-gomi

 
 
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