#いちやま四姉妹 農家訪問 第5回|私も恋した「恋する枝豆」

「北杜市明野町という恵まれた土地で、今までで一番美味しい枝豆が出来ました」

こんにちは、いちやま四姉妹のやまめです!

農家訪問企画第5回となる今回は、ひまわり畑で有名な山梨県北杜市明野町にやってきました!お話をお伺いしたのは、農事組合法人「ファームひばり」の清水さん。この夏いちやまマートで最推しの枝豆、「恋する枝豆」を栽培しています!

恋する枝豆は、香り良く硬さはしっかりとした食感で、豆の味が深く旨味があるのが特徴です。清水さん曰く、10~20年近く色々な枝豆を作ってきましたが、この恋する枝豆が一番美味しい、とのこと!

枝豆づくりのプロの方が「一番美味しい!」とおっしゃる枝豆が一体どんなものなのか、とても気になりますね。美味しさの秘密は一体何なのか、お伺いしました!

 

火山灰土が混ざった土で美味しく育つ!

一歩枝豆畑に踏み入れると、土は固くなく、ふかふかとした印象でした。

やまめ「この枝豆畑の土には、なにか特徴があるのでしょうか?」




清水さん「火山灰が多く含まれていることですね。火山灰土は、土が細かくサラサラとしていて、水はけが良く野菜づくりに適した土です。この土のおかげで、明野では枝豆を始め大根などたくさんの野菜が採れるのですよ。」

 

枝豆のために暑い時間帯には水やりを行わない!

やまめ「水やりで気を使っている点はありますか?」


清水さん「気温の高い日中に水やりを行わないことです。例えば、気温が高い時間に水をまいたとしても、枝豆ではなく地面のほうが水を吸う量が多く、10分~15分くらいで乾いてきてしまうんですよ。なので、気温が下がってきた時間帯にスプリンクラーで水やりを行います。」


やまめ「なるほど…打ち水で暑い時間帯に水をまいても、あまり効果が無いのと一緒ですね。

よく見ると枝豆の葉が水で濡れているのですが、これは水やりによるものですか?」

清水さん「これは朝露です。ここは標高が高いので、夏でも朝露が出るのですよ。この朝露のおかげで枝豆が自力で葉を濡らし、水分を与えることも出来ます。」

 

やまめ「この地域は夏でも朝露が出るのですね!朝露で自力で水分を得ることができるなんて、枝豆の生命力を感じます。」

 

枝豆の収穫体験

ここで実際に、枝豆の収穫体験をさせて頂きました!

初めてなのでとても難しそうに見えましたが、左手で茎の上部分を支えつつ、右手で根に近い部分を抑えながら引っ張ると、意外にも力を入れずにスポッと抜ける感覚で爽快でした!

ただ、腰をかがめての作業になるので、この広い畑全部の収穫を行うと思うと、なかなか骨の折れる作業だと実感しました…。

 

良い土壌を作り、枝豆を美味しくしてくれる「根粒菌」

収穫作業を体験しながら、枝豆の根っこの方に目をやると何やら小さな丸いものがついていました。このような根っこは見たことがなかったので、思わず清水さんに質問しました。

やまめ「この枝豆の根についている丸いものはなんですか?」

 

清水さん「これは根粒菌というもので、枝豆と共生する土壌の微生物です。枝豆は窒素を栄養としているので、この根粒菌が栄養となる窒素を空気中から取り込み、蓄える役割を持っています。良い土壌を作る上で欠かせない存在で、この根粒菌のおかげで枝豆が美味しく育つのですよ。」

 

やまめ「根粒菌、初めて知りました…!見た目にはびっくりしましたが、この根粒菌は枝豆が美味しく育つ上で欠かせない存在なのですね!」

 

「日本一の日照時間」を誇る産地で、太陽の陽を目一杯浴びて育った枝豆

清水さん「明野は日本一の日照時間で有名で、ここで育つ枝豆は太陽の陽を充分に浴びながら育ちます。さらに日中の寒暖差も大きく、この寒暖差のおかげで枝豆はより甘く育つのですよ。この最高のロケーションを求めて、最近では畑を明野に移す、なんてこともよく聞きます。」

 

やまめ「それだけ、野菜づくりに適した土地だということですね。」

清水さん「20年近くたくさんの枝豆を作ってきましたが、自信を持って今までで一番美味しい枝豆だと言えます。明野というこの恵まれた環境で育った『恋する枝豆』、ぜひ皆さんに食べていただきたいですね。」

 

恋する枝豆をさらに美味しく食べるために

ここまで取材させていただいて、すでに恋する枝豆に心を惹かれ、早速購入をしてみました。

 

袋にも表記されていますが、恋する枝豆を更に美味しく食べるためのおすすめの方法があります。

「塩ゆでしてから5分程、湯で汁に漬け置きする」ことで、さらに旨味が増すとのことです!

実際におすすめの方法で恋する枝豆を茹でてみました。

鮮やかな緑で、とても美味しそうです。そして枝豆のとても良い香り!

早速食べてみると、思わず「美味しい!」という声が漏れてしまうほどの美味しさでした。豆が程良い食感で、噛むほどに甘みを感じます。また茹で汁につけ置きしたことで、ちょうどよい塩加減になり、何個でも食べられる美味しさでした。一緒に食べた家族も大絶賛で、この夏リピート確定になりそうです!恋する枝豆、まさに恋する美味しさでした!

 


この恋する枝豆ですが、8月下旬ごろまでを目安に販売予定となっております。みなさんも、ぜひ一度恋する枝豆の美味しさを試してみてくださいね!

 

清水さん、今回はありがとうございました!

Previous
Previous

「美味安心 ジャンボレーズン」「美味安心 デーツ」が大きくて美味しい理由

Next
Next

【7月・8月限定】まだまだ暑い季節にぴったり!「美味安心 低糖質スープ の ところ天 三杯酢」のうっとりするような 極上食感 が作られるひみつ