「美味安心 ジャンボレーズン」「美味安心 デーツ」が大きくて美味しい理由
みなさんこんにちは！
いちやま四姉妹の長女、いちかです。
四姉妹がいちやまマートの「美味のひみつ」を探るシリーズ、今回は「美味安心」のナッツ類を製造しているメーカー、みやさか食品さんにおじゃましてきました。
店頭でもオンラインでも大人気の「美味安心 7種の彩りミックス」「ジャンボレーズン」「デーツ」「ピスタチオ」「バナナチップ」中心に、おいしさの秘密を、みやさか食品代表取締役の宮坂一史さんにお話を伺ってきました。
まずは前編、ジャンボレーズンとデーツのご紹介です。
珍味問屋が取り組んだ彩りを口にする商品づくり
みやさか食品は、1975年に、現在の会長で宮坂さんの父である宮坂克明さんが設立しました。珍味問屋としてスタートした同社がドライフルーツに注力したのは、スーパーマーケットから「ドライフルーツで、青果売り場をカラフルに彩って欲しい」というものでした。
こうして、売り場に花を添える商品を扱って25年、いちやまマートとも長いお付き合いをいただいています。
「売り場を華やかに、美味しく、楽しく、安全なものを。そんなコンセプトで商品作りに取り組んできました。現在では、青果売り場において、直接口にすることができるドライフルーツやナッツを中心に、商品を取り扱っています」
ドライフルーツやナッツは、通常、パンやお菓子などに用いる材料としての側面も強く、できるだけ安く、大量に調達したいというニーズも少なくありません。これらも農作物で、価格の変動や量の増減などは、天候や病害に左右されるからです。
しかし、そこが差別化のポイントになると宮坂さん。
「直接口に入れるためのドライフルーツやナッツということで、他社のものよりもより良いものを調達しています。同じレーズンであれば、より大きなもの。ピスタチオやデーツも、大きく食べ応えのあるものを。商社を通じて生産者と密に連絡をとりながら、良いものを優先的に取り入れています」
みやさか食品から提案！美味安心 ジャンボレーズン
実は、「美味安心 ジャンボレーズン」は、みやさか食品からの提案でした。ベーカリーがある店舗で大人気の「レーズンパン」のために、できるだけ大きなレーズンを取り寄せたいと相談したことがきっかけとなって、独立した商品になった経緯があります。
「トンプソン・シードレスというアメリカさんの品種の中でも、特別に大粒なものを選別しています。召し上がっていただくと、レーズン独特のベタつき感がなく、さっぱりしていると思います。
一般的なレーズンは、植物油脂でコーティングするのですが、その理由は、実は乾いたレーズンをほぐすためで、顧客からすると全く必要のないものなのです。なんで健康のためにレーズンを食べようというのに、必要のない油を摂らなければならないのか？と考えました」
工場で必死にほぐして小分けにする必要があるため、「国内では、ほぼ、みやさか食品しかやっていない」と話す宮坂さん。そう話す表情にも苦笑いが浮かぶほどの大変な作業だそうです。
「アメリカにも農産物に関する規格や規制はありますが、実はかなりゆるい部分もあります。レーズンにも、枝が何本、虫が何匹まで入っていて良い、というルールがあるほどです。
しかし日本に輸入する際には、より厳しい基準が設けられています。そこでアメリカのメーカーにお願いし、厳しい基準のものを輸入しています。そのため、同じものをアメリカで食べるよりも、高い品質になっているのです」
200種類から厳選したデーツ
「美味安心 デーツ」は、大粒のタネ付きの棗椰子（ナツメヤシ）。ビタミンやミネラルが豊富で、「スーパーフード」とも言われています。日本でも、健康志向の人が、精製糖を避けたいということで、デーツを刻んで料理に使う人も増えてきました。
「デーツにも200種類もあると聞いて驚きますよね。そんな中から、甘みが強いが口に残らず、後味がさっぱりとしたデーツを求めて探してきました。最終的に４〜5種類に絞り込まれ、選ばれたのがマジョール種です」
宮坂さんによると、あえてタネ付きを選んだ理由もきちんとあるのです。
「タネを取るのが面倒、という方もおられるかと思いますが、デーツは、実は、タネの周りが一番美味しい部分なのです。ですから、タネ付きの大粒を、無添加でご提供したいということで、ぜひ味わって頂きたいと思います」
デーツは今でこそ一般的になってきましたが、「体に良いもの」を「美味しいものだ」と伝えていく宮坂さんの努力の結果であることがわかってきました。
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みやさか食品さんからはまだまだ数多くのラインアップが登場しています。美味しく健康的なドライフルーツとナッツを、生活に取り入れてみませんか？
（続く）
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