美味安心試食会 取材レポートNO.6 国産有機の#こんにゃく
いちやま四姉妹 四女のまりねです!
今回も、7月末に行われた美味安心試食会でお話を伺った中から紹介させていただきます♪
さて、皆様はこんにゃくが何から作られているか、ご存知でしょうか?
「そんなの当たり前!」という方はもちろん、「…よく考えたら、何なんだ?」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?(笑)
正解は、「こんにゃく芋」!
そうです、そうです、こんにゃくはお芋から作られているんです。
今回は、お芋の栽培からこんにゃくの製造まで一貫して行なっておられるグリンリーフ株式会社様にお話を伺いました!
安心の有機栽培
グリンリーフさんの農場で栽培している野菜は、JASで定める有機規格を満たす有機農産物が多いんです!
こんにゃく芋もそのひとつ。
有機栽培=化学肥料を使わないので、草取りも除草剤を使わず人の手で行われています。
昔ながらの「バタ練り」製法
自社農場、または有機こんにゃく組合の仲間で有機栽培されたこんにゃく芋は、
「バタ練り」という製法で 水と合わせ練られていきます。
「バタ練り」とは、生地を少量ずつ練っていく作業です。
これを行うことで、こんにゃくに空気が入り、味しみや歯切れが良くなるんです。
しかしバタ練りをするには、その前に基本の練り作業を行い、生地を寝かせる という作業が必要になります。
基本の練りだけで製品にする商品やメーカーもありますが、グリンリーフさんではこんにゃく本来の風味を大事にされているため、
ひと手間かかるバタ練り製法を続けています。
練られた生地は練られた生地は成形され、お湯の中でアク抜きされます。
こうして、お家ではアク抜きせずとも美味しく食べられるこんにゃくが完成するのです。
ちなみに、こんにゃくに含まれる「黒いつぶつぶ」の正体は、実はひじきなどの海藻粉末なんです。
メーカーによっては、ひじきでなく「こんにゃく芋の皮の部分」ということもあるそうですが。
あのつぶつぶは何なのかずっと気になっていたので、少しスッキリしました(笑)
水にもこだわりが…
こんにゃく工場、また同社の野菜工場で使用している水は、地下300メートルから汲み上げる地下水。
赤城山系伏流水であり、酒造りの醸造や製麺にも使われる名水です。
芋だけでなくお水にもこだわりがあるなんて、びっくりです!
安心安全な食品づくり
グリンリーフさんでは、こんにゃくの他に漬物・冷凍のお野菜の製造もされています。
自社農場・契約農場で栽培された野菜を中心に、自社の工場で加工しているので
なんだかそれだけで安心感がありますよね!
実際、有機加工食品を提供するために必要である工場に対する有機JAS認定や、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO22000認証を取得しています。
美味しさだけでなく、安心・安全な食品をお届けしようとする姿勢は、いちやまマートの企業理念とも通ずるものがあります。
今回はグリンリーフ様にお話をお伺いしましたが、メーカーさんによっても作り方に違いがあるそうなので、
他にもいろいろな製法を見てみたい!と興味をそそられた まりねなのでした。